ここでの「障がい者」は、心身ともにけがや病気など様々な理由によって、社会的不利をこうむる可能性のある人のことを指す。
以降、その人が負っている心身の障碍を「障がい」、障碍により社会的不利を持つ人を「障がい者」と表記する。
たいして、上記の障がいのない人を「健常者」と表記する。
なお、これにしるすのはあくまで個人的私見であり、価値観を共有するためのものではないとする。
要するに、独り言とか管を巻くとかそういうやつと思って聞き流してくれ、という意味である。
障がい者とTRPGの関係においては、
「障がいのある人であっても、TRPGプレイヤーの一人として数えられるにじゅうぶん値すると判断する。その程度は健常者と全く同じである。
ただし、同じであるがゆえに、必要以上の配慮はせず、その権利も責任も同等のものと判断する」
というのが、私の現状の結論である。
噛み砕いて言うと、「障がいがあろうとなかろうと誰しも同じ大事な同卓者の一人にすぎず、障がいがあるからといって差別し、冷遇することも優遇することもしない。
ただし、例えその障がいが理由で問題を起こしてしまったとしても、健常者と同じく、その問題で生じた同卓者の不利益について言及し、改善を要求する」
もっと噛み砕いて言うと、「障がいも性格もジェンダーも基本的に何を抱えていようがTRPGにおける同卓者としては何も変わらない。だが同時に他者を不快にして全面的に許される理由にはさせねえ」…とする。
以上。繰り返すがこれはあくまで私見である。
障がい者やマイノリティに対するTRPGのゲーム上の対応に関しては、それこそありとあらゆる方法や理念があるだろうし、あるべきだと感じている。
各人が、それぞれの理解状況と優先事項に沿って、障がい者や精神疾患のある方を卓に招き入れる際の対応を思案していただければ幸いだ。