2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
私の人生のバイブル、「論語」にこのような言葉がある。 「君子に九思(きゅうし)あり。 見るは明を思い、聴くは聡(そう)を思い、色は温を思い、 貌(かたち)は恭を思い、言は忠を思い、 事は敬を思い、疑わしきは棟を思い、 怒(いかり)には難を思い、…
セッション中に他のPLやGMが2枚目のウィンドウを開いて別のセッションに参加しているだとか(二窓)、ゲームや作業に興じている(ながら、内職)だとか、オンラインセッションによくある、失礼きわまりない行為の事について話していこうと思う。 先述したよ…
相手のことをある程度見抜くというのは、難しいようでいて、案外単純な条件にそってみていけば、あらかた掴めるものだ。 人には「特徴」というものがある。 論語にはこのような言葉がある。 「子曰く、その以(な)す所を視(み)、 その由(よ)る所を視、 …
地蔵、と呼ばれるTRPGプレイヤーが居る。 ありていに言ってしまえば、セッションに参加していながらコミュニケーションをとらない、喋らない、戦闘の時などに出てきてただただダイスを振るだけという謎につつまれた存在であり、本人にとってのセッション参加…
今回は、TRPGという困難極まりないコミュニケーションと人間関係の不可欠なゲームにおいて、なるべくなら上手く馴染みたいという皆様に、先達が割と真剣に積み重ねてきたTRPG関連の知識の集積地をご紹介しておく。一応。 先に断っておくが、多くは一言の結論…
……謝罪、というのは、いざ危険な状態になった人間関係を修復するために最も心強く便利に使える手段ではあるが、時と場合と私情次第で、最も難しい手段となり得る。 1にも2にも、誰が悪いか悪くないかはとりあえず置いておくとして、とりあえずいの一番に謝…
私が好きな言葉に、このようなものがある。 「人にして仁ならずんば、礼(れい)をいかんせん。 人にして仁ならずんば、楽(がく)をいかんせん」 端的に現代語訳すると、 「人として思いやりのないようでは、礼儀がどうこう言っても意味がない。 人としての…
題名からして「なんて?」と思った人は大変すばらしい。きっと天下繚乱を楽しめる素質がある(妄言 奥州藤原の17万の黄金、切支丹(キリシタン)の隠れ里に落ち延びたイエス・キリストの脈動せし聖遺物、奥州藤原のミイラが残っていたのはユダヤ人が伝来し…
私は、TRPGに至っては「信頼を積み重ね、守っていくゲーム」だと、少々こむずかしく考えている節がある。 TRPGにおいて重要視されるのは、人と人との意思共有、対話、“コミュニケーション”である。“コミュニケーション”という手段が、人と人の間の「信頼」を…
悲しいことに。 非常に悲しいことに。 TRPGは無礼講のゲームでは無いし、それゆえTRPGに足を踏み入れた初心者には、厳しいことも言わなければならない。「TRPGという、自由が保証されるゲームであっても『やっていいことと悪いことがある』」と。「無礼講で…
実は私は「ハンドアウト」に関して、浅学の身ながら一応意見ある立場の人間である。 昨今、ネットのTRPG界隈では「虚無ハンドアウト」と言われて、まるでNPCのような扱いを受けるハンドアウトがあるという話が見られ始めたり、知らないうちにネット上では「H…
TRPGにはコミュニケーションが重要であると、私はつねづね発言しているのであるが、かといえ世知辛いこの時代、インターネットにはまるで腫れ物に触れるような、ぎこちない関係に溢れているのが現状とも言える。 例えば、相手に何か改善して欲しいことがあっ…
私はよく敵を褒める。 褒められる相手と言うか、褒めたことを認識して理解できて、恥じらったり突き返したりする相手ならだ。それから、キャラクターとして敵との因縁を考えて、不自然でない場合。 さすがにミ=ゴさんやショゴスさんは褒めるどころではない…